フォルクローレやタンゴ、アマゾンなどの大自然に色彩豊かな民族衣装など、魅力溢れる南米に
「行きた~い!」
と思っていらっしゃるそこのアナタ!
でも気になるのは南米の治安…ではありませんか?
「だって南米って危ないって聞くし」
「怖いニュースばかり流れてる気がする…」
ですよねですよね。すっごくわかります!
なので今回はこんな記事にしようと思います。
1.南米旅行って本当に危ないの?
2.南米の中でもとくに危ないところはどこ?
結論、もちろん危なくないと言ったらウソになりますが、気をつけて旅行すれば楽しめると思っています。
少しでも安心して南米旅行に出発できるように、よっちゃんが旅行中に気をつけているポイントもお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読みすすめていってくださいね☆
みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは。旅好き女子よっちゃんです☆
私は2年ちょいの間で南米の5か国を旅行しました。
といっても全部を一度にまわったのではなく、南米大陸の真ん中にあるボリビアに住んでいたので、周りの国をちょろちょろ旅していました。
今日は治安が心配で南米旅行をためらっているアナタに、勇気を出していただけるように記事を書こうと思います☆
では、さっそくまいりましょう!
1.南米旅行って本当に危ないの?
1-1.強盗殺人やテロなどの怖いニュースをよく聞くけど…
結論として、もちろん日本より危ないと思います。
南米の各地でよくデモ行進や道路封鎖など行っていますし、現地の人でもよくスリや強盗にあっているようです。
実際に私もボリビアでバスを待っている時に、前の人が携帯をスラれているのを見たことがあります。
そしてだいたいどこの国にも、大きな市場の一角には、盗品を売っている闇市があったりします。
たぶん最も狙われるのは財布と携帯ですね。
パスポートやクレジットカードももちろん死守しなければいけないですが、南米ではとにかく現金とすぐ売れるものにフォーカスされているような気がしています。
「じゃぁやっぱり怖くて南米なんて旅行しないほうがいいの??」
って思っちゃいますよね~…。
1-2.もちろん日本より危ないけど、気をつけて旅行すれば大丈夫です。
前回の記事(南米旅行を考えているならぜひボリビアへ【絶対オススメ】)にも書きましたが、旅行中は自分の身は自分で守るが鉄則だと思います。
日本よりは危ないかもしれない、でも次のことに気をつけて旅行すれば楽しくて新しい世界が見つけられるのです。
ぜひ一歩を踏み出して☆
① 例えばデモや道路封鎖など、人がたくさん集まっているところは避けるようにしましょう。
万が一流れ弾が飛んできたり人混みにもみくちゃにされてしまったりする可能性もないとは言えません。
② 外を歩いている時や移動中はできるだけ携帯を出さないでください。
注意が散漫になってしまうし、タクシーに乗っていても開いている窓からスッと盗られることもあるからです。
よく言われるのは、スリは突発的に行動するのではなくて、ターゲットをよく観察してから行動にうつすということ。
③ 強盗やスリにあっても絶対に抵抗しないこと!
私も持っていましたが、財布とは別に何かあったときに渡す用のお金を用意しておくといいと思います。
危険な目にはあいたくありませんが、もしあってしまっても命までとられることがないように、出せるお金を持っておきましょう。
2.南米の中でも特に危ない所はどこ?
2-1.「ここは危ない!」と言われている場所をいくつかご紹介します。
そこまでたくさん知っているワケではありませんが、やっぱり旅行する時には「行かない方がいい場所」が自然と耳に入ってくるものです。
私が旅行した5か国で聞いた、
「ここは危ないよ~」
の場所をいくつかお伝えしますね。
・リマ旧市街(ペルー)
ペルーの首都リマの主要観光地なんですが、現地の人に危ないからタクシーで観光して降りない方がいいよと言われました。
…一番の観光地なのに?笑。何人かで昼間に観光するなら大丈夫だと思うんですけどね~。
ちなみに旧市街を少し抜けると川があるのですが、その橋の手前は本当に異様な雰囲気で少しゾッとしました。
直感で「入ってはいけない所に入ってしまった」と感じてすぐに引き返しましたが、そういう感覚は本当に大切にした方がいいと思いました。
・サンマルティン広場(アルゼンチン、ブエノスアイレス)
ブエノスアイレスといえば、有名なのがフロリダ通りだと思います。
ステキな建物が並ぶショッピングストリートで、その先にはサンマルティンの公園があるのですが、
「フロリダ通りを観光してもサンマルティン広場には行かないで」
と忠告されました。
ブエノスアイレスでは現地の人もリュックを体の前に持っているほど。
都会の方が人の数が多くなり治安が悪くなるのですね。
・エルアルト(ボリビア、ラパス)
ボリビアの世界一標高が高い空港がある街です。
とっても大きな街で民族衣装を来たチョリータさん達がメルカド(市場)でワイワイしている場所ですが、
「観光客が行くようなところではない」
と言われます。
ボリビアは南米の中でも比較的安全な国なんですが、エルアルトは悪名高いようですね。
・リオデジャネイロ(ブラジル)
カーニバルでとっても有名ですよね!
実はここ行ったことありません。笑。
でもとにかく危ないとよく聞くので。
私、ブラジルは超有名なイグアスの滝にしか行ったことがなくて、実際2時間くらいしか滞在してないんじゃないかな?
ブラジルはビザがないと入国できないからめんどくさくて行かなかったんですよね…笑。(現在はビザなくても大丈夫になったみたいです~)
ちなみにイグアスの滝は日帰りとかならビザがなくても大丈夫です☆
南米に住んでいても、やっぱりブラジルの治安の悪さにはビビっちゃいます。
ボリビアに住んでいる時にサンタクルスという街の宝石店で強盗殺人があったんですが、つかまった犯人はブラジル人だったそうです。
「隣の国に来てまで犯罪しないでよ~!」
とビクビクしてました。
2-2.私が実践している【防犯のコツ3選】
危ないところばっかり挙げて、逆に脅かしてしまってますかね?!
すみません…。
でもあらかじめ知っておいて安全に旅行するというのもアリだと思うので、こちらを参考に安全で楽しい南米旅行をしてみてくださいね☆
今はちょっと行けないので、Google mapと共に妄想旅行にお出かけするのもいいかもしれませんね~。
そして実際に旅行できるようになった時、ぜひ私が旅行中に実践している【防犯のコツ】を試してみてください。
これ、本当にいい!と自信を持ってご紹介できるものですよ~。
①【お金を財布に入れない】(ありきたり…?笑)
いつも背負っているリュックには、財布が入っています。
でもそこには少しだけ現金があるだけです。
肩からさげれる薄っぺらい小さなポーチを現地で購入して、必要なお金はそこに入れて身につけるようにしています。
タンクトップやTシャツの上からポーチをさげて、カーディガンを着てカバーというのがお気に入りのスタイルです。
込んでいるバスや地下鉄なんかに乗るときには、そのポーチを背中にまわしてリュックではさむようにするといいですね。
でもリュックを前にまわして、
「中の財布を守っているんだ‼」というフリも大切です☆
②【乗り物に乗るときは赤ちゃんを抱っこしている人の隣を探す】
できれば3人以上のグループが一緒に乗ってくる場合は次のバスを待ったり、
買い物帰りのおばちゃんの隣に座ったり、
バスや地下鉄に乗るときは一緒に乗る人を見るようにします。
南米ではイチャイチャしているカップルとかすごく見つけやすいので(笑)、こっそり後ろをついて行くとか、赤ちゃんを抱っこしているママの隣にスッと座るなど、この人は安全そうだなと思える人を探します。
偏見かもしれませんが、2~3人のグループや、カップルでもあまりイチャイチャしていないと、集団スリの可能性があると思っています。
③【私に近寄るな‼という雰囲気を出す】
これ、誰に言っても
「…は?」
と言われるんですけど、真剣です。
特に女の子1人で歩いている時なんかは、
「私に近寄ったら○ロす!」
というオーラを出す必要があると思っています。
人は見えなくても感じます。
なんかフワフワしている感じの女の子だったり、ボーッとしてそうな人だったり、わかりますよね。
歩いていて道を尋ねやすい人と尋ねにくい人って、感じますよね。
毎日人を観察してターゲットを決めているスリなら当然わかるハズです。
私も普段はあまり周りを見ずに歩いて本当によくつまずくんですが、旅行中(特に海外)は人が近寄って来れなさそうな雰囲気を作って歩くようにしています。
顔つきも少し違ってクールビューティーになっていると思います。知らんけど。
おまけ (コイツ怪しい…)はどんなヤツ?!
海外旅行中で、特に「コイツめっちゃ怪しい…!」と思う人、それはもちろん片言の日本語でニコニコ話しかけてくる人です。
21歳の私にアドバイスしてあげたい…。
南米ではないですが実は21歳のとき、初めて一人旅をしたインドネシアのバリ島で、詐欺に遭いました。
ニコニコ優しく話しかけてきてくれた詐欺師を、とってもいい人だと最後まで思っていた大バカ者でした。若かったな~☆笑。
それ以来、とりあえず話しかけてくる人にはめちゃめちゃ注意します。
そして、海外旅行中はこちらからめちゃめちゃ話しかけるスタイルに変わりました。
ホテルのお姉さんとかお店のおっちゃんとか、その辺にすわって話してるおばちゃん達とか。
こっちから話しかけると現地の人はだいたいいい人なんですよね~☆
道教えてくれたりおいしいご飯教えてくれたり。交流も深まります☆
そして少しずつ人を見る目を養ってトラベラーとして成長していくんだと思います。あ~旅に出たい‼
最後に…
というわけで、南米の治安事情についてお伝えしました。
まとめると南米はもちろん日本より治安は悪いけど、気をつければすごく楽しめる国がたっくさんあるということ。
日本にいるよりも、実際にその国に行った方がずっと情報があると思うし、貴重品や持ち物には気をつけて、海外旅行を思いっきり楽しんできてくださいね☆
最後まで読んでくださってありがとうございました!では、また☆