「マチュピチュやウユニ塩湖に行きたいけど、旅行日数はどのくらい必要なんだろう?」とお悩みではないですか?
「日本とは反対側にある南米に行くなら10日はいるかな~」とか、「仕事が休めないから1週間以内で行けないかな~」とか、いろいろ考えちゃいますよね。
なので今回はこんな記事にしようと思います。
1.ざっくり必要な日数はこのくらいです
2.どういうルートでまわるのがオススメ?
みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは、旅好き女子よっちゃんです。
南米に住んで、いろんな場所に旅行した経験から、私が考えるマチュピチュとウユニにいくために必要な日数をお伝えしていきます☆
地図とカレンダーだけでは計画しづらい、時差と標高の観点から体に優しめの日数になっていますので、旅の計画の参考にしてみてくださいね。
また、おまけではタイミングが合うなら参加していただきたいオススメを載せているので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね~☆
1.ざっくり必要な日数はこのくらいです
1-1.日本からボリビアのウユニ塩湖へ
日本からボリビアのラパスまでは、乗り継ぎ時間にもよりますが、ざっくり1日と考えてください。(私の場合は前回26時間くらいだったと思います。)
ボリビアとの時差は13時間あるので、到着した日などは時差ボケの可能性もあります。
長時間のフライトで、時差ボケで、さらに高地で空気が薄いとなると、体にはけっこうな負担がかかっていますよね。そして高地では、初日に元気いっぱいに動き回ると次の日に高山病にかかっちゃう危険性があるので、できれば1日はゆっくり過ごしてほしいと思います。時差ボケでとりあえず眠いかもしれませんし。
次の日に飛行機でウユニに移動です。午前中にウユニの村に着く便なら、午後出発の塩湖ツアーに間に会います。(個人的には1泊2日や2泊3日のツアーがオススメです☆)
鏡張りを見たいなら半日ツアーでサンセットまで見れます。満点の星空も見たい方は日の出ツアーに参加してみてください。夜中の3時に出発なのでホテルに泊まる必要がありますが。その場合、朝明るくなってからウユニ村に戻ってきて、午後便でラパスに戻ることもできます。
その日はラパスに泊まり、翌日お土産を買ってから飛行機で日本に向けて飛びます。
帰りは時差の関係で+2日と考えていただくと、これでも超ハードだとは思いますが、日数はちょうど1週間です。
まとめると、
・移動1日
・ラパス1日
・ウユニ移動+塩湖ツアー(サンセットとサンライズツアー参加)2日
・ラパス1日
・帰国2日
こんな感じです。でも私はボリビアのウユニ塩湖だけで10日はほしいな~と思っています。せっかくウユニに来たのだから、2泊のツアーに参加して、ラパスでもゆっくりお土産見て市場で買い物もしてほしいからです☆
1-2.ボリビアからペルーのマチュピチュ遺跡へ
(日本からペルーの往復はボリとだいたい同じです。)ラパスからクスコへは飛行機があり、確か2時間くらいで着きます。
その日はクスコで1泊して、次の日ペルーレイルかインカレイルでマチュピチュ村に行きます。電車は予約が必要です。ネットで予約できるそうですが、私はツアーをお願いしたので自分で取ってません。すみません、めんどくさがりで…。
村から遺跡まではシャトルバスが出ていて30分もかからないくらいで行けます。電車の関係でマチュピチュ村には1泊すると思うので、泊まる宿に荷物を預けるといいと思います。(マチュピチュ山やワイナピチュ山に登るなら、早朝に行くのがいいですよ。)
余談ですが、マチュピチュ村は日本人が作ったんですよ~。だからなのか、マチュピチュ村はどことなく、しなびた日本の温泉街のような懐かしさがあります。温泉もありますしね☆
そして次の日また電車でクスコに戻ります。クスコに滞在してもいいし、飛行機でリマに飛んで美味しいペルー料理を堪能してもいいと思います。どうせならどっちも満喫していただきたいですが☆
とういうわけで、最短3日、少しゆっくり街を楽しんで4日くらいといった感じでしょうか。
ウユニとマチュピチュなら、トータルで最短10日、よっちゃんのオススメなら14日の2週間です☆
「また来ればいいや」となかなか言えない遠い場所なので、できればたっぷり楽しんでほしいな~と願うばかりです。
2.どういうルートでまわるのがオススメ?
2-1.ウユニ塩湖からマチュピチュ
「体に優しめなら、どういうルートで行くのがいいの?」と思いますよね☆
私は断然ウユニから行ってくださいとお願いします‼
理由はこれです。ウユニ塩湖は標高4000mに近く、マチュピチュは2400mくらいなので、後が楽だということ。旅行って、とっても楽しいけどやっぱり疲れますよね。標高が低めのマチュピチュに登ってから、また高地に移動してウユニ塩湖のツアーに参加するというのは本当に体に大きな負担になると思っています。疲れが出ると高山病にもなりやすくなります。
ラパス(3400m)→ウユニ(3700m)→クスコ(3400m)→マチュピチュ(2400m)と標高を見ても流れもスムーズです。
「標高が高くても旅行中に慣れるんじゃないの?」と思う方もいるとは思いますが、慣れるには1週間くらいかかるんじゃないかな~と個人的には思っています。
重い荷物を持ってるし、坂道も多いし、疲れがたまってくるし、基本的に睡眠不足だし(こちらについては前回の記事をご覧ください。高地では眠りが浅いんです…)。
なので「行くならウユニから‼」こちらを合言葉に旅の計画を立ててみてくださいね~☆
2-2.こんな想定外のこともあります
マチュピチュからウユニのルートでももちろん行けますが、クスコからの朝の便は霧?朝もや?のせいでキャンセルになることが多いそうです。南米では飛行機の遅延なども珍しくないため、つめつめのスケジュールだと次の飛行機に乗り遅れるなんてハプニングも起こり得るのです。
そんなことを考えても、やっぱり時間に余裕を持った日程が安心ですよね☆
ちなみによく経由地になるアメリカのダラスも、夕方からは雨が降り飛行機が遅れることが多いそうです。よっちゃんも一度ボリビアに行く時に、ダラスで乗り換えの予定が雨で遅れて、マイアミの飛行機に乗り遅れてしまったことがあります…。しかたなく次の日の便に振り替えてもらいましたが、ボリビアの滞在日数が1日減ってしまいました。(マイアミ楽しんだからいいけど☆)
しかも、南米の国ではよくデモや道路封鎖などを行っているので、空港に行こうと思っても「道が通れない‼」なんてハプニングもあります。日本ではあまり考えられないですよね。こんな想定外のこともちょいちょいあるので、ゆったりめのスケジュールを組まれることをオススメします。
おまけ タイミングがあうならこちらもどうぞ☆
6月はクスコで南米3大祭りと言われるインティライミが行われます。クスコの中心アルマス広場での太陽神の行進や、サクサイワマンという場所で行われる盛大な行事も必見ですよ~。
そして南米3大祭りのもう一つ、2月頃にボリビアのオルーロで行われるカルナバルも一見の価値ありです!
南米のお祭りと言えば日本ではリオのカーニバルが有名ですが、様々な衣装を着て踊りながら練り歩くオルーロのカルナバルも、たっくさんの人が集まる大きなお祭りなんです。
またボリビアでも6月にaño nuevo(アニョ ヌエボ)と言って、インカ文明で知られる太陽の神殿の前で新年の儀式を行うのですが、ツアーで参加することができます。
朝日が昇ると同時に太陽の神殿の前で太陽に向かって両手をかざすのですが、とても神聖で感動したのを覚えています。ご来光を待つので寒いけど。
ウユニやマチュピチュは年中見れるけど、こういった行事は1年に1度しかないので、もしこの時期に行けるならぜひ参加してみてくださいね☆
最後に…
私たち日本人の旅行って、2泊とか3泊とか短い期間でたくさん観光してお買い物してっていうスタイルに慣れてますよね。でも海外に出てヨーロッパからの旅行者とかと話すと、なんかみんな1か月とか3ヶ月かけて南米大陸をまわるとか、長期でゆっくり旅をする人がたくさんいることに驚かされます。
よっちゃんが20代前半でタイに住んでいた時、宿で何もせずに本を読んでる欧米の人を見て「旅行に来て本読むって、どんな気分なんだろ。」と不思議でしかたがありませんでした。旅行といえばめちゃめちゃ動き回ってめちゃめちゃ食べて、とにかく目いっぱいその国を楽しむスタイルだったので。
でも今は、私もそういう旅のスタイルに憧れるようになってきました。
仕事がなかなか休めない、時間がない、お金がない…。いろいろ理由はあるけど、できればゆったりした日程で、旅に出ている間はゆっくり過ごしたいですね。
みなさんもぜひ、たっぷり時間を使った旅の計画を立ててみてください。遠い南米でも、忙しい旅の記憶から心から満足した旅の記憶になること間違いなしですよ☆
最後まで読んでくださってありがとうございました‼では、また☆